ネット起業の失敗パターン
この記事では、ネット起業の典型的な失敗パターンを書いていこうと思っているんですけど、
そもそもネットでビジネスをやっていくメリットってなんでしたっけ?
いろいろあげていくとたくさんありますけど、その中でも。
“資金がほとんどかからない”
っていうのは大きなメリットです。
リアルに店舗や事業所を持つような、いわゆるオフライン系のビジネスだと、初期費用だけで何百万とか何千万とか、起業するだけでめちゃくちゃ大きなお金が必要になります。
だからこそ、銀行から融資を受けたり、発起人を集めて資本をかき集めたりするわけなんですけど、
こういう“大きな費用が必要”となった時点で、必然的に“失敗はできない”っていう状況に最初から陥っているわけです。
当たり前ですよね?
しかし、これがほとんど資金の必要ない「ネット起業」ならどうか?
“パソコンさえあればビジネスができる”
と言われているくらい、資金のかからないネットビジネスですから、失敗しても失うものが少ないわけです。
今めちゃくちゃ重要なことを言いました。
“失敗してもほとんど失うものがない”
ビジネスにおいて、これってすごく大きなアドバンテージです。
例えば、ネット起業で必要な初期費用が10万円くらいだったとしましょう。
(かなり現実的な数字ですよ)
じゃあ仮にそのビジネスで「失敗」したとします。
広告費とかサイト作成費とか、いろんなところで初期費用10万円を掛けたにもかかわらず、商品が全く売れない。。。お客が集まらない。。。失敗だった。。。
となっても、失うお金はたかだか「10万円」です。
10万円を軽く見ているわけでは決してないですが、ほとんどの人なら1ヶ月で稼げるくらいのお金。
通常の何百万とか何千万とかの起業費用と比べれば、米粒くらいのものです。
もちろん失うものはお金だけじゃなくて、それに掛けた時間とかもあるかと思いますが、時間については「失敗から学んだ」という経験に転嫁すれば、全然“無駄”ではないですわけです。
ちなみに僕は、思い出せるだけでも5回以上は間違いなく失敗しています。
- アフィリエイトで全然稼げない
- メルマガを発行して読者が全然集まらない
- 無料レポートを作っても誰にも読まれない
- 主催した企画に参加者が全然集まらない。
- 初めての商材販売で広告費すら回収できない。
アクセスが集まらずに潰したブログ、読者が集まらずに潰したメルマガは数知れず。
細かいものを挙げれば5回なんかじゃ到底収まらないですけど、思ったような結果がでなかったという意味での「失敗」はたくさんあったわけです。
が、失敗したからと言って何か大きなものを失ったわけでもないので、また次なにかやればいいだけのこと。
それを繰り返してきてようやく今の僕があるわけで、例えば僕が
「アフィリエイトは稼げないからネットビジネスは辞〜めた」
とか
「メルマガで全然読者が集まらないから辞〜めた」
となっていれば、決して成功はつかめなかったわけです。
つまり、ネット起業の失敗パターンって、ほとんどは
“すぐに諦めちゃう”
っていうだけの事なんですよね。
で、そういう人に典型的な特徴ってもう決まってて、自分の経験がすべてであるかのように一般化してしまうっていう特徴です。
例えば、自分がWebサイトを作ってアクセスが全く集まらなかったら、
「な〜んだ、Webサイトって全然アクセス集まらねぇじゃん」
と、自分の経験がすべてであるかのように一般化して、
「Webサイト=アクセス集まらない」
っていうとんでも理論を展開します。
で、世の中にはWebサイトで大量のアクセスを集めている人がたくさん存在しているにも関わらず、そういうのは「見て見ぬふり」か、都合よく「例外処理」。
これは、
「メルマガ=読者集まらない」「アフィリエイト=稼げない」「ネットビジネス=稼げない」
っていう場合も同じです。
こういう“とんでも理論”を展開した段階で、その人の失敗は確定的になります。
これがネット起業の典型的な失敗パターンです。
つまり、「あきらめたらそこで試合終了」っていう安西先生の言葉が、そのままネットビジネスにも当てはまるわけですね(笑)
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