新規客と固定客

新規客と固定客

前回の記事では、「商品・集客・販売」という、ビジネス全体の“しくみ”の部分のお話でした。

 

そして今回も、引き続きその“しくみ”的な内容です。

 

細かな詳細知識に入る前に押えておかなければならない大枠になるのでぜひ理解できるまで腑に落ちるまで何回も何回も読んでくださいね。

 

 

今回の内容は「新規客と固定客」。

 

 

突然ですが、ビジネスで売り上げを増やそうと思ったら、次の二つしか方法はありません。

 

1、新規客を獲得する
2、既存客に再購入してもらう

 

このどちらかしか方法はありません。

 

そして、僕みたいに個人単位で、小規模なビジネスをやろうとするときには、2のほうを大事にしなければなりません。

 

なぜなら、1の新規客の獲得には非常にお金がかかるからです。

 

 

資金が潤沢で、大規模なビジネスであれば、それはもう目玉が飛び出すくらいの大量の広告費を使うことも可能でしょうが、

 

僕みたいに、ちょっとお高い数万円の教材を買ったくらいで嫁に睨まれるような、フトコロの寒い人(笑)には、大量の広告費を使い続けるなんて無理な話です。

 

(余談ですが、半年で35マソ円のアフィリエイト塾に入ったのがバレたときにはしばらく口を聞いてもらえませんでした・涙)

 

 

というわけで、僕みたいな一般人の、小規模なビジネスでは、多額の広告費を浪費することは得策ではありません。

 

広告を出す→新規客を獲得する→売る→また広告を出す・・・と繰り返すだけでは自転車操業になりかねないからです。

 

もちろん最初のうちは新規客を獲得しなければ、どうしょうもないのですが、いつまでもそれに頼るのではなく、どこかで2の既存客への再購入(つまり固定客化)に重点を切り替えなければならないときがやってきます。

 

 

ではどのようにお客さんは固定客になっていくのか?

 

 

基本的には商品を買った人が、その商品によって満足することができれば、また買う可能性があるので固定客となります。

 

ですので、まずは商品で満足させることができなければ話にならないということは言うまでもありません。

 

しかし固定客を考える上でもう一つ重要な考え方があるのですが、それは“固定客を失わない”ことです。

 

商品を買って満足した人が、いつまでも固定客として止まってくれる訳ではありません。

 

放置していればそのまま去っていくのみです。

 

人は放っておかれると気持ちが冷めて自分の元から去っていってしまうのです。

 

まさに恋愛と一緒ですね。
(中学時代の切ない恋の物語を思い出します。 ←どうでもいい)

 

 

だから定期的なコミュニケーションが欠かせないのです。

 

 

ひとつ例を挙げてみましょう。

 

 

美容室に行ったことがある人は経験あるかと思いますが、

 

一回美容室に行くと大抵の場合、定期的にハガキが送られてくるようになると思います。

 

「いかがお過ごしでしょうか?」「ハガキ持参で10%OFF!今すぐご来店を」
みたいな内容のものが送られてくるかと思います。

 

これも、既存客を失わないようにするための手段(=コミュニケーション)のひとつです。

 

 

そしてこれも、ただ送ればいいと言う訳ではなく、コミュニケーションが重要ですから「私はあなたの事をいつも想っていますよ」というメッセージを相手に伝えることが大事です。

 

ただただ、○○%OFFなのでお店に来てくださいみたいな無味乾燥なメッセージはコミュニケーションではありません。

 

あくまで気持ちを込めたメッセージであることが重要です。

 

 

そして、十分な人数の人が固定客として、あなたのファンになってくれたらもう頑張ってお金をかけて新規客を集める必要すらなくなります。

 

広告費をかけなくても良い、けれど商品はしっかり売れる。

 

広告費という大きな経費をかけなくて済むわけですから、それだけ売ったときの利益率も高くすることができます。

 

この状況をつくりあげることが、ビジネスにおいて、とくに個人規模でのビジネスでは理想的なかたちになります。

 

 

というわけで、今日はビジネスの“しくみ”の中の、「顧客」というものについて見ていきました。

 

まだビジネスをやっていない段階では、ピンとこないような話しかもしれませんが、今はまだ「なんとなく」ざっくりと覚えておいて、実際にビジネスを始めたときに、またこのメルマガを読み返していただければ、効果抜群だと思います。

 

 

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